おしらせ
それは、奇跡のはじまり
忍さんが生前考えていた新しい店名とオニオン新聞社。
当時の店名の由来は、民芸品が多い店内にて昔ながらの洋食を提供することから「民芸レストラン」。そして、若者にお腹いっぱい食べてもらいたいという想いから、店主のお名前の盛義と「盛りがいい」を掛け合わせて、「盛よし」という店名にしたそう。
そして盛よし復活のこの度の店名「民芸レストラン 盛よし by onion」。
これには奇跡のはじまりのような物語があります。
盛よしが閉店した翌月に蜘蛛膜下出血で急逝された忍さん。忍さんが生涯を賭けて守ってきたのが盛よしであり、忍さんは生前、店を引き継いだらOgnon(オニオン)という店名に変えたいと考えていたとのこと。このオニオンの表記は、フランス語で玉ねぎの意味。玉ねぎの断面のように人が輪になって、安らげる空間を作っていきたいという想いがあったそうです。
そんな中、弊社オニオン新聞社が持ちかけた復活の話は、「本当に奇跡のようで、母が繋いでくれた運命だと思っています。」と洸一郎くんは語っています。
このような話の流れから、復活後の店名には、これまでの「民芸レストラン盛よし」の名前を継承させていただくことはもちろん、洸一郎くんのお母様の思いも入れるため、オニオンの文字を追記することになりました。盛義さんが大切にしてきた「盛よし」と忍さんが作り上げようとした「オニオン」。そして、陰ながら私たちもサポートしていきたいという思いで、「by onion」。
このプロジェクトに関わって頂いた全ての人の思いを詰め込んで、復活する店名は「民芸レストラン 盛よし by onion」と決定しました。